お腹召しませ


お腹召しませ

お腹召しませ


随分前に買ったのに、店のブックカバーをかけてたらどこに行ったか分からなくなった。で、ようやく見つかったので一気読み。


うぅむ。
とにかく、どうやったらこんな文章が書けるんだろう!こんな話が書けるんだろう!!
時代小説短篇集だけれど、各話の冒頭と結びは現代設定。それでも各話ごとにすっとその世界観に入っていける、その凄さったらないです。そしてまた話が現代に戻ってくると、難なく戻れる。唐突な感じがしない。ストーリー回しの巧みさは身震いする様です。
「女敵討」と「夜鷹狩」が印象深かったかな。