人体発火か…


ガリレオを見る。とりあえず見てみた。真矢さん愛してます。それしか感想がない(笑)
だってだってだってミステリとしては弱ぇだろう…!
あんだけの人数使って鏡位置を微調整しての実験成功っしょ?犯人は毎晩標識に登ってあの微調整をやってたっての?(だって標識にいつも手鏡付いてたらみんな不思議がるよねぇ?)
ほんの少しのズレで鏡同士の反射ですらもうまくいかないはずで…というか、それよりも自分がドラマを楽しむという観点から"ズレ"ているんだろうか?
あぁなんかすげーもやもやする。


人体発火現象の肝は、人体が炭化するまで高温で燃え尽きるってところだ。足首だけ残して焼失した(元人体の)モノクロ写真(→閲覧注意)は、マネキンのそれだと解釈しても妙なインパクトがある。
炭化するまで、周囲が消火することも出来なければ、本人がプールや風呂場に逃げ出すことも出来ないほどの炎なわけだよね。
周囲が消火出来ない…それには理由として、「消火する術がない」「突然のことで対応できない」などが挙げられるだろう。今回のドラマでも、周りはパニックになって叫ぶだけで何も出来なかった。
そして、本人がプールや風呂場に逃げ出すことも出来ない…ドラマで言えば余りに高熱のレーザーだったから、一瞬にして頭蓋を貫通し、絶命したということだったのだろうか?その場合、たとえ頭蓋骨まで炭化していたとは言え監察医のところでそのことに着目することは出来そうだし…それに死因は別のものだったはず。ということは、一瞬で絶命したわけではないよね。いや、気絶する程度の衝撃はあった?んん?意識があったのなら、傍にあった池に飛び込むという選択肢はあったはずだから…。やっぱり人体発火はレーザーでは有り得ない気がするんだよなぁ。
【自殺】の方法としての人体発火は、一番ミステリ的につまらない理由(あくまでもミステリとして)ではあるけれど、現実として有り得るところだろうな。それであれば、周囲が消火出来ないのも当然。周囲は突然のことで対応できず、尚且つ「周囲に消火方法がない」…水場や消火器や布団の類が無い。本人がそういう場所を選んだから。…その上、「本人に消火のために移動する意思が無い」。

…まぁ、色々考えてみても正しい答えがあるものではないけどさ。