記事メモ。

第4回 設計,入力,運用で闘う:入り口の整備で品質高める--JAL | 日経 xTECH(クロステック)
 データ品質の問題に着目し、少しでも劣化を防ぐためには、どうすべきなのか。いくつかの企業では、個別の対策だけでなく、データ品質を維持・改善させる「データの品質マネジメント」の考えを全社に取り入れ、組織的な活動を継続している。
 日本航空JAL)は入力時点での品質向上に着目した。一度間違ったデータがシステムに登録されてしまうと、社内のあちこちにコピーされ、完全に訂正するのが難しくなってしまうからである。

データ品質保持における、JALの取り組みを紹介した記事です。
いかにITテクノロジが発達しようとも企業や組織で端末を用いて情報を入力するのは人間であり、記事中にもある通り、「人間は入力ミスを起こすもの」です。そこは教育や啓発だけではカバーしきれない。ミスをゼロにすることは出来ない。ミスを限りなくゼロに近付ける努力が必要になる…というのがJALの新システムの主眼のようです。
「入力回数を少なくすることで誤ったデータを減らそう」「業務ごと、部署ごとに必要だった再入力作業をなくす」こういった取り組みは自分の仕事での提案にも活かせそうだと思いました。