サヴァン

http://health.yahoo.co.jp/news/detail/?idx0=w14080216


たまたま昨日、「サヴァン症候群」について調べていた(と言っても医学的なことではなく、現象としてのそれを)のですが、今日ヤフトピにこんなニュースが。


サヴァン自閉症の人物(それも圧倒的に男性が多い)に現れる症状で、自閉症のために日常生活を一人で送ることは困難であるにも関わらず、その一方で一部の能力(記憶能力であったり、芸術的能力であったり)に秀でるというものです。映画「レインマン」で有名。
サヴァン症候群の謎は人体の謎として研究されていますが、実は日常生活に必要な技能を修得することで、それと引き換えにするように特異能力を失っていくということもあるようです。(たとえば優れた絵の能力を持ったサヴァンの少女が、言葉を習得するに従って絵の能力を失っていった、というように)


この研究でサヴァン症候群の謎が解明されていったとして、サヴァンが“治癒”されることがあるのかな。きっとそれで日常生活を手に入れるのだとすれば、その方が幸せなのだろうと倫理的には思う、けれどね。
人と違う才能が欲しいなんて軽々しく言えたものじゃないのかもね、と思わされました。既に今、天賦の才を得ている人たちは、もっともっと輝いていて欲しいものです。