東京都と地方

404 Blog Not Found:日本はヤバくても、東京はヤバくないかも


今回の小飼さんのエントリは、読む度に色んな感情が渦巻く。
一度目は、地方在住者として「そりゃひどいよ東京!」。
二度目は、一時東京に住んでいた者として「確かに不況って感じしないんだよな東京って」。
三度目からは、もうちょっと複雑。多分、このエントリへのコメントを読んだせい。


確かに今の東京って都市はモンスターみたいで、人もお金も潤沢で、日本は不況に喘いでいるて本当なのかね、という感触を受ける。テレビを通じて目にする東京って場所は、一晩中煌々と灯りのついたテレビ局だったり、虹色の橋だったり、アニメの世界とボーダレスな街だったり、随分と享楽的な場所みたいに見える。
「東京に行きたい」と言う若い人ってのは何も夢を追ってるばかりではなくて、むしろ夢を見つけに東京に行きたいと思う人も多いんじゃないか。テレビで目にするイコンが、自分の明日を変える金鉱脈に見えるわけだ。ゴールドラッシュみたいに。そういう今の世代の若者(多分それが小飼さんが示されてた東京都の人口棒グラフの“若い人口”)に、何か“フォーティーナイナーズ”みたいな名前つけたらいいのにな。十年・二十年経った頃に回顧できるようにw


ちなみにコメントは若干感情的になり過ぎてないかなーと思う。まるで小飼さんが東京に人を搾取してる元凶であるかのようだw