なみだもろい、のか?

なんかなー、なみだもろくなったのかー?昨日だけで3回だよ。いや、泣いてはいないが泣きそうになったんだー。


まず、立ち読みしてた雑誌「ホラーM」で「辻占売」にグッと来た。この作品は本当に、もっと評価されるべきだと思う。毎回安心して読めるし、懐かしい気分になったり、あったかい気持ちになったり、うん、本当に派手ではないけど、佳い作品だなぁと。


で、買って帰った「たましいのふたご(下)」にまたジーンとした。私は情の薄い人間という自覚はあるのですが、それでも(だからこそ?)人と人との縁というものはたまに何か大きな力が働いているような気がするわけです。この本の「たましいのふたご」という言葉だけだと可愛いし装丁だってすごく可愛いわけですが、でもその内容は割りとヘビィで、それでも人が人生で背負う悲しみや寂しさを分かり合ってくれるたましいのふたごが、きっとこの世のどこかに居て、いつか遭える。“いつか”は、もしかしたら今生ではないかもしれないけれど、それでもきっといつか遭えるんだという、そういうメッセージ性がきらきらとして読めて、やけに感動してしまったわけでした。
あと、伏線も綺麗だったなぁ。


で、涙あと1回は来週最終回の喜多さんだったわけですが…これは別記事で!


たましいのふたご 下 (Feelコミックス)

たましいのふたご 下 (Feelコミックス)