産経新聞から

痴漢は免職…のはずが「停職」 都立高副校長、異例の処分軽減 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

痴漢を行った東京都内の高校の副校長に対する都人事委員会による処分が、「免職」→「6ヶ月間の停職」になったそうな。その理由が「行った痴漢行為は軽い」…軽い?だと?
記事に拠れば、今回の痴漢行為の内容は、

  • 女性の着衣の上から尻を触った
  • 女性が移動しても追いかけ
  • 自分の身体を女性の背中から尻まで押しつけた

(記事内から抜粋)とのことです。
ところがこれが都人事委員会の発言として取り出せば、

  • 女性の着衣の上から尻を触った程度
  • 短時間の出来事
  • 自分の身体を女性の背中から尻まで押しつけた程度
  • 痴漢行為として悪質であるとはいえない

……?
何かおかしくないか。いかに酔っていたとは言え、自分の欲望を満たすために自制心すら満足に働かせられず、痴漢行為をしている。そんな人間に満足に指導が出来るか。生徒の心に響くことが言えるか。教職は聖職であるなんて妄想は抱いていない。聖人君子であれとは言わない。けれど、これは犯罪だ。そして強者が弱者の人権を奪う行為だ。軽重で量れるものか?
痴漢行為など、疑われただけでも『瓜田に履を納れず李下に冠を正さず』と言われかねないのが立場ある人間の背負うものだろう。酷く腹立たしいニュースだと思う。