母親像

痛いニュース(ノ∀`):「本当に全部ボクが悪い」 6歳長男、捨てられても叩かれてもなお母かばう…埼玉の幼児餓死事件
埼玉県三郷市の民家で3月、幼児3人が置き去りにされ、島村健太ちゃん(当時2)が死亡、双子の長女が負傷した事件で、保護責任者遺棄致死傷の罪に問われた母親の無職島村恵美被告(30)=同市早稲田2丁目=の初公判が20日、さいたま地裁であり、島村被告は起訴事実を大筋で認めた。(中略)
検察側は冒頭陳述などで、島村被告は2月、双子の父親で名古屋に単身赴任中だった内縁の夫とは別に、近くの居酒屋店員と交際を開始。店員と2人で近くに借りたマンションで同棲したいと考えるようになり、3月3日ごろ、「ママはもう戻らない。後はよろしく。(妹と弟の)面倒見てね。おなかがすいたら電話をかけて」と言い残し、子どもを置き去りにしてマンションに移り住んだ、と指摘。(中略)
健太ちゃんの死を目の前にした島村被告は「お前はクビだ」と長男を平手で一発たたいたという。それでも長男は「本当に全部ボクが悪い。面倒みろと言われていたのに、全然お菓子とかあげないで」と母親をかばったという。

らばQ:わが子の死に嘆き悲しむ母親ゴリラ
ドイツの動物園で、ゴリラの赤ちゃんが亡くなりました。(中略)
3ヶ月になるこの赤ちゃんの突然の死は、母親には受け入れ難く、むなしくもなんとか揺り起こそうとしているのです。
11歳になる母親のガーナは、この死んだ赤ちゃんを背中に乗せて歩き回り、時折止まっては、生き返ったかどうか確認しているのだそうです。


こんな極端な事件を持ち出して、人間よりゴリラの方が母親として優秀だなんて乱暴なことを論じるつもりはないよ。
ただ、こんな2つのエントリが(別のサイトとは言え)ほぼ同時に上がったことにふしぎな気持ちを持つと共に、それぞれ天に召された人間の子とゴリラの子は、どちらも間違いなく天国に行っているといいなと思う。