ニュースから一夜明けて

だいぶ、落ち着きました。
でもさすがに、ふとした瞬間に息苦しい。


成子坂のネタで一番覚えてるのは、取調室のコントだなぁ。 容疑者役の渚さんに向けて刑事役の桶田さんが五月雨式にボケを被せていくの、気持ち良かったんだよなぁ。 ビデオを何回リピートして見たか分からない。
成子坂は天才と天才のコンビだったと思う。 お笑いにハマった当初、関東一番のツッコミが渚さんだと思ってた。(関西一番はジャリズムのシゲ兄だと思ってた)


成子坂が解散して、渚さんがフリーのピンやってた時はよく知らない。 でも、その後、ホリプロに戻ってきたと聞いて、嬉しかった。 また舞台上で見れるのが嬉しかった。
月1のホリプロライブに私が通っていた頃は、一人コント。 存在しない誰かに困らされながらツッコんでるというスタイル。 一度、ネタの途中で台詞を飛ばして、全然本筋に戻れなくなって、「ピンになって一番恐れてたことが起きた〜」ってパニックになってはったりもしたなぁ。


それから、松丘さんとコンビを組むって聞いて「あれ、そうなの?」って。 ちょっと意外だった。 冷静に考えてみれば年も近くて、事務所も同じで、あぁ流れ的にはそうなのかなって感じだけど、成子坂→ピンの渚さんのカラーと、坂道の頃の松丘さんのカラーは、なんとなく異質なように思えたから。
漫才見る機会が実はなかなか無かったよ。 だからしっかり見ることが出来たのは、こないだのオンバト公開録画だけ。 だってさ、こんなに突然見ることが出来なくなるなんて、思ってなかったんだもん。
ネタを見た時はうまく言葉にならなかったけど、渚さんと松丘さんのカラーは両方から歩み寄って、自分色を残してる部分ときれいに混じり合ってる部分とがあったと思う。
ネタ後のトークでもしっかりと笑わせてくれた。 さすがの安定感だった。



ホリコムの芸人さんのブログや日記には、たくさんの追悼コメント。 自分は見てないけれど、きっとソニーの芸人さんも。


渚さん、いっぱい笑わせてくれて、ありがとうございました。
貴方の声が聞けなくなるのは悲しいけど、とても大好きでした。




感情的な文章になってて、読んでくれた人、ごめんなさい。
芸人にまつわるちょっといい話@お笑い芸人板 - フォークダンスDE成子坂」を読んで、渚さんの人となりに胸が震えたもので…。