青少年ネット規制法
今あちらこちらで騒がれている問題。
政府は何を考えているんだろうなぁ。
内閣府に「青少年健全育成推進委員会」という独立行政委員会を設け、ネット上の全コンテンツについて、有害か無害かについての判断基準を作成する。有害情報のあるWebサイト管理者(個人含む)には、サイトを未成年が入れない会員制にするか、フィルタリングソフトがアクセス制限する対象として申請する――といった対応を義務付ける。
要約部分を引用するとこんな感じです。貴方のサイト、大丈夫ですか?お上からサイトの中味をつぶさに覗かれて、「貴方のサイトは青少年に対して有害です。会員制にするかアクセス制限の対象とします」みたいなこと言われるわけですよ。
コンテンツを作ってる側からすれば、上のような問題。
で、同時に子どもたちにだっていいことがあるとは思えない。
小骨を親が取り去って、ぐずぐずぼろぼろになった魚の身はきっと美味くなくて子どもたちに魅力ないでしょう。そして丸のままの焼き魚から学べるのは、魚はこんな感じで骨があるから気を付けて食べる、ということ。たまに小骨が喉に引っ掛かって痛い思いをしないと、子どもはそこから何も学べないでしょう。
過保護と言うべきほか、ない。
だからやっぱり、情報リテラシーを学ばせる機会をもっとたくさん作るべきなんですよ!教育の重要性を棚上げした議論が多過ぎる。