国の話だけどヘタリアは関係ありませんよw


この2つの記事を連続で読んだら、なんだか頷ける。

2009-07-06


(前略)ちきりんは(つい先日も書いたように)日本が大好きな上に、実は日本の将来にもとても楽観的です。


なんでそんな楽観的か?というと、「野望がない」からです。日本の将来に悲観的な人の多くは「野望が大きい」んだと思うのです。彼らの多くは「世界第2位の経済大国である日本」を維持したいと思ってるんじゃないでしょうか?また「国際社会でリーダーシップを発揮し、諸外国からレスペクトされる日本」ってのを夢想しているのではないでしょうか?


確かにそんな高い目標を掲げたら悲観的にならざるをえないでしょう。だって、こんな体たらくの国ではそんな目標はとても実現不可能ですから。でも、ちきりん的にいえば、そもそもそんな高みを目指す必要は全くないんじゃないの?って感じです。(後略)

http://kusoshigoto.blog121.fc2.com/blog-entry-269.html


(前略)何度も書いて来たけど、海外では「有給とは別に」sick leave(病欠給)というモノがあって、年に2週間(シンガポールの場合。入院の場合は60日)まで取得可能(給料も当然全額出て、診察代も会社持ち)だ。もちろん有給には一切手を付けなくてオッケー。なぜなら「有給は遊ぶためにあるから」。って言うか、それ以外の理由なんてないだろ?(中略)


正直、sick leave(病欠給)がない国ってのは聞いた事がない。特に日本は先進国、経済大国wとか言っておきながらsick leave(病欠給)すら定められてなくて、病気で休んだら有給が削られるなんてエグ過ぎるだろ? これはクソ会社の問題って言うより傲慢な国の問題かもな。仕事絡みのストレスでウツ病なったり、過労死や過労自殺など世界でも類を見ないような社会問題が頻発してるのに見ないふり、聞こえないふりか?(中略)

大切なことなので、もう一度言います。
「有給休暇の本来の使い方は、遊ぶため」です。


世界第2位の国でいようとした結果が、病欠給の認められない社会を生んだように思うし、病欠給も取らずに働きづめなんだから、その頑張りを国際社会に評価されて然るべき、と思っている気がする。
もっと肩の力を抜いて、そこそこのんびりシアワセ、でもいいのかもしれないよなぁ。


先月、よんどころない事情で1日有休を使ってしまい、歌舞伎を見に行けなかった(もう1日有休取りづらくなってしまった)のが悔しい真佐でした…。